経歴

小説家 吉村昭 Akira Yoshimura

  • 昭和2年(1927)~平成18年(2006)

    東京府北豊島郡日暮里町大字谷中本(現荒川区東日暮里六丁目)生まれ。空襲で家が焼失するまでの18年間を荒川区で過ごす。学習院大学在学中に執筆活動を開始。昭和41年に「星への旅」で太宰治賞受賞。同年、「戦艦武蔵」を発表しベストセラーとなる。「死とはなにか、生とはなにか」を主題に、人間の本質を探究し、数多くの短篇と長篇を執筆した。

    【受賞歴】
    太宰治賞、文藝春秋読者賞、菊池寛賞、吉川英治文学賞、毎日芸術賞、読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞、大佛次郎賞、海洋文学大賞特別賞、高野長英賞、日本芸術院賞、東京都都民文化栄誉章、荒川区区民栄誉賞、従四位旭日中綬章

    略年譜


  • 写真撮影 小澤忠恭

著作一覧

  • 戦史・歴史・医学・動物小説など幅広い題材を扱い、入念な取材をもとにした作品を多く描きました。吉村昭著作のうち、全集・選集類を除いた刊行書籍を紹介します。

    ※吉村昭記念文学館エントランスでは、初刊本の表紙を刊行年代順に展示しています。(131タイトル、139冊)

    刊行書籍一覧

津村節子

津村 節子 Setsuko Tsumura

  • 昭和3年(1928)~

    福井市生まれ。昭和28年(1953)、学習院大学短期大学部文学科を卒業。同年、大学文芸部で知り合った吉村昭と結婚。昭和40年、「玩具」で芥川賞を受賞し、以後多くの文学賞を受賞。歴史・芸術・伝統産業など、さまざまな題材をもとに数多くの作品を発表し続けている。日本芸術院会員、文化功労者。荒川区功労者特別功労者、荒川区立ゆいの森あらかわ名誉館長、福井県ふるさと文学館特別館長。

    【受賞歴】
    新潮社同人雑誌賞、芥川賞、女流文学賞、芸術選奨文部大臣賞、川端康成文学賞、菊池寛賞、福井県県民賞、恩賜賞・日本芸術院賞、勲四等宝冠章、紺綬褒章

    津村節子のメッセージ


  • 写真提供 福井県ふるさと文学館

ゆかりの人びと

  • ゆかりの人びととして、吉村が影響を受けた作家、出会った作家、吉村文学の礎となった主な作家のほか、吉村作品の愛読者、原作映画・ドラマ出演者なども紹介します。

    ゆかりの人びと