• 掲載日2024年4月13日
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企画展「吉村昭の手紙」展示図録を刊行しました

500円(税込) B5型、48ページ、オールカラー

箔押しの装丁です。初公開を含む妻で作家の津村節子と交わした手紙や、敬愛する先輩作家、俳優・緒形拳、取材を行った人物や編集者に宛てた手紙などを収録。
関連する写真や、自筆原稿も紹介しています。また下記、10名の皆さまの特別寄稿を収録しています。ぜひ、ご覧ください。

【特別寄稿】

・「取材先から父の手紙」吉村司氏(吉村昭・津村節子夫妻ご子息)
・「吉村さんと"文学の鬼”」鵜飼哲夫氏(読売新聞編集委員)
・「歴史小説をめぐって―吉村昭と中山義秀」澤田瞳子氏(作家)
・「気配りの見事さ」平原一良氏(公益財団法人北海道文学館理事長)

【特別寄稿「吉村昭さんへ…届けたい言葉」】

・「吉村作品の素晴しさ」赤江珠緒氏(フリーアナウンサー)
・「『羆嵐』を読んで」竹下景子氏(俳優)
・「情報が紡ぐ冒険活劇」津田寛治氏(俳優)(言及された作品『天狗争乱』『破獄』)
・「お墓にはちゃんと行きなさいよ」橋爪功氏(俳優)(言及された作品『海も暮れきる』)
・「吉村昭様」平松麻氏(画家)(言及された作品『破船』)
・「「事実」を伝える思い新たに」山崎直史氏(TBSテレビ報道局)(言及された作品『関東大震災』)

【取り上げた主な作品】

「殉国」、「羆嵐」、「海も暮れきる」、「冷い夏、熱い夏」、「破獄」、「天狗争乱」
【作品に関連する主な書簡掲載】・木村盛武宛(「羆嵐」)、緒形拳宛(「破獄」)、佐多稲子宛*(「冷い夏、熱い夏」)、安岡章太郎宛*(「天狗争乱」)、丸谷才一宛*(「破獄」)ほか。(*は日本近代文学館蔵)

【取り上げた主な先輩作家】

石川利光、臼井吉見、高見順、中山義秀、丹羽文雄、八木義德

【吉村昭宛書簡】

・川端康成差出(礼状)・島尾敏雄差出・江國滋差出・今村昌平差出・佐多稲子差出(年賀状)・安岡章太郎差出・臼井吉見差出・城山三郎差出(県立神奈川近代文学館蔵)など。

購入のご案内

ゆいの森あらかわ総合カウンターで販売しているほか、郵送での購入も承っております。詳細は電話(電話03-3891-4349)または、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
正誤表のご案内(PDF:5KB)