企画展チラシ(PDF:582KB)

概要

 吉村昭は、漂流を題材にした作品や随筆を数多く執筆しています。その中で今回「漂流」と「アメリカ彦蔵」を中心に取り上げました。  
  「漂流」は18世紀後半、シケに遭い無人島に漂着した土佐の船乗り、長平を主人公にした長編小説です。吉村は、長平の強靭な意志力と、12年余に及ぶ無人島での生活が、創作意欲を刺激したと語っています。 「アメリカ彦蔵」は、兵庫県播磨町出身の浜田彦蔵(ジョセフ・ヒコ)について描いた作品です。彦蔵は、1850年、遠州灘で暴風雨に遭い漂流し、アメリカ船に救助され渡米しました。幾多の苦難を乗り越えて日本に帰国後、横浜で民間人として初めての邦字(日本語)新聞を発刊しました。吉村はかなり前から彦蔵に関心を抱いており、「どうしても彦蔵を主人公に小説を書いてみたい」と考えていました。
 この度の展示では、長平と彦蔵に焦点を当て、作品を通してこの二人の人物像に迫ります。吉村の漂流民に対するまなざしや、作品に込めた漂流民の悲哀を感じていただけたら幸いです。
 また、企画展に連動した上映会やワークショップを行います。

期間

8月8日(土)~10月4日(日)
※ただし、8月20日(木)、9月4日(金)、9月17日(木)は休館。

時間

午前9時~午後8時30分

会場

ゆいの森あらかわ3階企画展示室

関連イベント

1 映画「漂流」上映会 ※申し込みは終了しました。

 

●日時
 8月30日(日)14時~16時40分(開場13時30分)
●会場
 ゆいの森あらかわ 1階 ゆいの森ホール
●定員
 120名(抽選)※当選者には、8月21日(金)までにはがき・電子メールで通知します。
●内容
 吉村昭原作の映画「漂流」の上映会を開催します。
●参加費
 無料
●申込期間
 7月11日(土)~7月31日(金)
●申込方法
 ①ゆいの森あらかわ1階総合カウンター、②FAX(イベント名・住所・氏名(2人まで)・電話番号を明記してください。)
 ③下記申込フォーム

申込はこちら

2 ワークショップ 文学館✕学びラウンジコラボ企画
「聞いて、作って、調べてみよう!アホウドリってどんな鳥?」 

●内容
 吉村昭「漂流」に登場するアホウドリについて、専門家に話を聞きます。参加者は、特別にアホウドリの模型に触れることができます。
●日時
 8月24日(月)14時~15時30分
●会場
 ゆいの森あらかわ 2階ワークショップルーム
●定員
 20名(申込順)
●対象学年
 小学生(保護者の見学可)
●申込期間
 8月3日(月)から (定員になり次第締め切ります。)
●申込方法
 受付:ゆいの森あらかわ1階総合カウンター・ゆいの森あらかわHPイベント欄から。
●申込事項
 イベント名・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢を明記してください。

3 写真スポット

 3階企画展示室前に、アホウドリのパネルと一緒に写真が撮れるスポットとアホウドリの模型を設置します。