●実施日:平成29年11月5日(日曜)から12月20日(水曜)まで
●場 所:ゆいの森あらかわ3階常設展示室津村節子コーナー及び企画展示室

平成29年11月5日(日曜)、「福井県ふるさと文学館」と荒川区立ゆいの森あらかわ「吉村昭記念文学館」は、『おしどり文学館協定』を締結しました。
当日は立会人として、吉村昭氏の御令室で、ゆいの森あらかわ名誉館長の芥川賞作家・津村節子氏にもご出席いただきました。
津村節子氏は福井県のご出身であり、「福井県ふるさと文学館」の特別館長も務められています。
締結式では、西川一誠福井県知事と西川太一郎荒川区長・特別区長会会長が協定書に署名をし、立会人の津村節子氏にも署名をしていただきました。
吉村昭氏と津村節子氏は文壇でも仲の良い夫婦であることが知られており、仲睦まじい夫婦の象徴である「おしどり」に倣い、両文学館も夫婦のように手を携えて協力していこうと『おしどり文学館協定』を締結しました。
夫婦作家に関係する文学館同士の協定は全国で初めてのことであり、吉村・津村夫妻の結婚記念日に合わせて結びました。

両館では協定締結を記念し、12月20日まで特集コーナーを設け、『おしどり文学館協定』締結記念の展示等を開催しています。
今後は展示の共同開催、資料の相互貸借、住民や職員の交流等を行なっていきます。

福井県ふるさと文学館「おしどり文学館協定締結記念特集」