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会期

令和2年11月21日(土)より常時公開

※WEB展示のみ

開館時間

9時30分から17時

会場

ゆいの森あらかわ3階企画展示室

入館料

無料

概要

戦争の真実に迫る企画展、WEBで開催!!

このたび吉村昭記念文学館では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、令和2年度企画展「戦後75年 戦史の証言者たち―吉村昭が記録した戦争体験者の声―」をウェブサイトで開催する運びとなりました。この展覧会では、戦争と人間を見つめ続けてきた小説家、吉村昭の戦史小説を紹介します。
18歳で終戦を迎えた吉村は、敗戦を機に一変した日本人の態度や意識に違和感を持ち続けていました。自分が見た戦争は何だったのか。戦争を通して人間の本質を探ろうと、昭和41年に「戦艦武蔵」を発表します。その後数年にわたり、多くの戦史小説を執筆しました。生存者への取材をもとに戦史の隠れた部分を描き出し、昭和48年には「戦艦武蔵」など一連のドキュメント作品で菊池寛賞を受賞しました。
戦後75年を迎え、戦争の記憶をどのように受け継いでいくか模索が続く今、戦争体験者の肉声を記した吉村作品を通して、戦争の一実態を知る機会となれば幸いです。

展示の見どころ

初のウェブ展示!―おうちで楽しむ展覧会

コロナ禍でもより多くのお客様に企画展を楽しんでいただこうと、今回初めてウェブサイト上で企画展を開催することとなりました。お手持ちのパソコンやスマートフォンから、特設サイトにアクセスしていただきますと、いつでも企画展をご覧いただけます。

戦争と人間に迫る!

生存者への取材をもとに執筆された吉村作品には、歴史に埋もれた真実や体験者の生の声が描き出されています。創作背景とともにわかりやすく内容を解説します。

原稿や取材ノートを大公開!

これまでお見せする機会がなかった戦争関係の原稿や取材ノートを初公開いたします。

企画展チラシ

刊行物・グッズ

図録

公式図録ではWEB展示に出品される全作品のカラー図版のほか、未公開の自筆原稿や取材ノートの中身を大公開しています。ぜひお買い求めください!

※図録は、令和2年度に友の会にご入会いただいた方には、会員特典としてお送りいたします

[特別寄稿]

●吉村司氏(吉村昭・津村節子氏長男)
●森史朗氏(作家)
●梯久美子氏(作家)
●紅野謙介氏(日本大学文理学部教授)

図録の主な内容

はじめに―戦争を書くということ―
第1章―艦船の証言者たち―
第2章―戦闘機の証言者たち―
第3章―沖縄戦の証言者たち―
第4章―それぞれの戦い―
第5章―吉村昭の証言―
おわりに―読み継がれる作品―

金額等

●410円(税込)
●A5・64ページ・オールカラー

ノート『「戦艦武蔵」の取材ノート』

●金額 250円(税込)
●B6

マスキングテープ

●金額 300円(税込)
●幅12mm、長さ10m

販売場所

●ゆいの森あらかわ1階総合カウンター
●郵送販売

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