企画展チラシ(PDF:981KB)

会期

令和6年3月16日(土曜)から5月15日(水曜)まで

【休館日】3月21日(木)、4月18日(木)

開館時間

9時00分から20時30分

会場

ゆいの森あらかわ3階企画展示室

入館料

無料

概要

吉村昭(1927~2006)は、徹底した取材と調査に基づき、短篇から長篇まで、多岐に渡る題材を掘り下げ、人間の本質と時代の真実を探求しました。
妻で作家の津村節子と交わした180通以上の往復書簡には、小説家としての揺るぎない志と、家族への深い愛情が綴られています。
本展では、初展示を含むこれらの往復書簡と関連する収蔵資料を中心に、敬愛する作家、原作のドラマ化に主演した俳優、取材・調査を行った人物、編集者に送った手紙を紹介します。
"手紙"だからこそ伝えられた言葉の数々から、執筆の背景と、吉村昭の魅力に迫ります。
また「吉村昭さんへ…届けたい言葉」と題し、当館朗読会の出演者、吉村作品の愛読者である皆さまから届いた寄稿(パネル)と直筆の手紙(一筆箋)を展示します。
【「吉村昭さんへ…届けたい言葉」特別寄稿】
赤江珠緒氏(フリーアナウンサー) 竹下景子氏(俳優) 津田寛治氏(俳優) 橋爪功氏(俳優) 平松麻氏(画家) 山崎直史氏(TBSテレビ報道局)
さらに関連イベントでは、津田寛治氏(俳優)をお招きし、吉村昭の『破獄』(読売文学賞・芸術選奨文部大臣賞受賞作)と、津村節子が吉村昭との往復書簡を綴った『果てなき便り』を朗読いただきます。
参加型イベントも開催しますので、展示をご覧いただき、ぜひ、ご参加ください。

関連イベント

朗読とトーク~津田寛治が読む「破獄」「果てなき便り」

●出演
 津田寛治氏(俳優)
●日時
 3月20日(水・祝)午後2時~3時45分(開場 午後1時30分)
●会場
 ゆいの森あらかわ 1階 ゆいの森ホール
●定員
 120名 応募多数の場合抽選。当選者のみ3月14日(木)までに葉書でお知らせします。
●内容
 NHK大河ドラマ「青天を衝け」で武田耕雲斎を演じ、吉村昭の『天狗争乱』を愛読する津田寛治さんをお招きします。
 津田氏は、吉村昭の妻で作家の津村節子氏と同じ福井県の出身です。朗読後のトーク(約10分)では、作品の感想や、ふるさと福井県のお話なども伺います。
 ぜひ、お申し込みください。
●朗読作品
 ①『破獄』(昭和61年 新潮文庫)より(約60分)②津村節子『果てなき便り』(令和2年 文春文庫)より(約15分)
●申込締切り
 3月3日(日)
●参加費
 無料
※受付終了しました。後日配信を予定しています。詳細は改めて当館ホームページ、ゆいの森あらかわXでお知らせいたします。

参加型イベント

●タイトル
(1)吉村昭さんへ、あの人へ・・・今、贈りたいメッセージ
 内容:3階企画展示室前に設置の用紙に吉村昭や津村節子、心に浮かぶあの人へ贈りたいメッセージを書いて応募してください。
(2)私の心に残る吉村昭~#吉村昭の手紙~
 内容:荒川区立図書館・ゆいの森あらかわX(旧Twitter)に投稿の「私の心に残る吉村昭」を引用リポストし「#吉村昭の手紙」をつけて本展の感想や、好きな吉村作品のタイトルを投稿してください。
●日時
 (1)(2)共に会期中、企画展示室前に掲示、また広報誌「万年筆の旅」に掲載の場合があります。お名前の掲載はありません。
●参加方法
 (1)応募用紙にメッセージを記入し、ゆいの森あらかわ1階総合カウンタースタッフにお声かけください。
 (2)投稿画面をゆいの森あらかわ1階総合カウンタースタッフにご提示ください。
●景品
 (1)(2)に参加いただいた方にはは、ゆいの森あらかわ1階総合カウンターでオリジナルグッズをお渡しします。※先着順
●参加費
 無料

展示解説

●日時
 (1)4月10日(水)午後2時~2時30分
 (2)4月28日(日)午後2時~2時30分
●会場
 ゆいの森あらかわ 3階企画展示室
●定員
 各15人(当日の先着順)
●参加費
 無料
●申込
 (1)4月10日
 (2)4月28日
 事前申込はございませんので、当日3階企画展示室入口へ直接お越しください。