概要
吉村昭の歴史小説の中から「敵討」をテーマにした小説2作品を紹介します。「敵討」(「新潮」H12.9)と「最後の仇討」(「新潮」H13.2)は、個人と個人の刃傷事件の背後にある幕末の政争やそれによる社会情勢の変遷に着目して描かれた作品です。
いずれも自筆原稿と書込みのある創作資料が一式残されていることから、今回一挙に初公開します。また、「最後の仇討」は平成23年に「遺恨あり―明治13年最後の仇討」として主演藤原竜也でドラマ化されており、これらの資料も紹介します。ぜひ、ご覧ください。
会期
令和4年6月17日(金曜)から令和4年9月14日(水曜)まで ※終了しました
【休館日】7月21日(木曜)、8月18日(木曜)、9月2日(金曜)
※新型コロナウィルス感染症拡大状況等により、開催日時を変更する可能性があります。
開館時間
9時から20時30分
会場
吉村昭記念文学館2階常設展示室 著作閲覧コーナー
入館料
無料