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トップ吉村昭記念文学館おしどり文学館協定について> 令和2年度おしどり文学館グッズのプレゼントは終了しました

令和2年度おしどり文学館グッズのプレゼントは終了しました

令和2年度おしどり文学館グッズのプレゼントは終了しました。展示観覧アンケートに回答いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。アンケートは今後の運営の参考にさせていただきます。
おしどり文学館協定に基づく「第11回トピック展示 吉村昭が描いた天狗党―「動く牙」と「天狗争乱」福井の旅―」の詳細(資料画像あり)はこちらからご覧ください

令和2年度おしどり文学館グッズの紹介※プレゼントは終了しました

1・吉村昭記念文学館の記念コースター 2種類(※終了しました)
2種類の記念コースターを製作しました。味わい深い活版印刷の風合いと、心温まるデザインをお楽しみください。お部屋に飾る、お気に入りの小物に添える、吉村・津村作品に思いを馳せる、または、お友達へのプレゼントに・・・など、お好みで活用いただけます。来館の記念としてもいかがでしょうか。
(1)「おしどり文学館2020」コースター(※終了しました)
おしどり文学館コースター両館名と「2020」入り。白地に、しだれ桜の桃色と花形が可憐なコースター(直径9cm・紙製)。
津村節子氏の随筆「紅色のあじさい」(『夫婦の散歩道』)より、吉村にとって創作の場であり、安らぎの場であった書斎と、共に歩んだ夫婦作家の思い出を表したデザインです。書斎の窓から見えるしだれ桜は、吉村が亡くなる前年に夫婦で買いに行った思い出の桜でした。

 季節毎に花が咲くと私は庭に出て枝を見上げたり、しゃがんだりして花を見るのが楽しみで、そんな私を書斎の窓から見ている夫が
「花の好きな女だなあ」
と言っていた。その口調は呆れ気味ではあるが、好ましく思っているように聞えた。
 夫の書斎は遺したので、その窓の下の植込みだけは残っている。大輪の白椿、しゃくなげ、夫の好きな紅梅、そして夫が亡くなる前年に二人で買いに行ったしだれ桜―。
(津村節子「紅色のあじさい」『夫婦の散歩道』平成24年 河出書房新社)

(2)吉村昭記念文学館 コースター(※終了しました)
吉村昭記念文学館コースター





館名入り。黒地に金色が映えるコースター(縦横9cm・紙製)。

吉村は、全国各地を旅し、徹底した取材と調査を行いました。愛用した取材・執筆道具と、星のきらめきにより、旅を通して、小説の構想、言葉の数々、さまざまな思いが生まれ出るイメージを表しました。

 小説を書くために、さまざまな地に旅をする。人に会い、資料をいただいたり、話をきいたりする。
 私は、一人で旅をする。編集者と同行することもあるが、それはきわめて稀である。人に会う時は、その人の眼の動きを見つめ、話に耳をかたむける。埋れた資料に出会った時は、やはり旅をしなければこのような貴重なものを手にできなかった、とあらためて思う。
 胸の中に、これらの旅で得たものが蓄積され、それが充満したのを感じた時に、小説の筆をとる。
(吉村昭「あとがき」『史実を追う旅』平成3年 文春文庫)

2・ 福井県ふるさと文学館製作 「おしどり文学館」一筆箋(※終了しました)

福井県ふるさと文学館一筆箋表紙の「おしどり文学館」は津村節子氏による揮毫。
津村氏の著作『風花の街から』をデザインした一筆箋です。「風花」とは、雪が舞い散る様子を花に例えたものです。
便箋には、この作品から、ふるさと福井への思いを語った次の文章が掲載されています。

手負いの獣が岩かげや巌に身をひそめるように、ふるさとは疲れた心も休めてくれるようである。
(津村節子『風花の街から』 昭和55年 毎日新聞社)

おしどり文学館協定 荒川区・福井県合同展示の紹介ページは、こちらからご覧ください。

津村節子氏の著作について

今回の両館グッズに関連した作品をはじめ、津村氏著作をゆいの森あらかわ、区内図書館で借りることができます。ぜひ、夫婦作家の歩みと、吉村・津村夫妻それぞれの作品世界にふれてください。

「おしどり文学館協定特集」はこちらからご覧ください。津村氏にお寄せいただいた文章も掲載。(「万年筆の旅」vol.10
「夫婦の散歩道」
 『夫婦の散歩道』(平成24年 河出書房新社)   
「風花の街から」
『風花の街から』(昭和55年 毎日新聞社)
<ふるさと五部作>
ふるさと福井を舞台に困難に直面しながも自らの道を切り開く女性たちを描いた。
ふるさと福井五部作
『炎の舞い』(昭和50年 新潮社)
『遅咲きの梅』(昭和53年 中央公論社)
『白百合の崖―山川登美子歌と恋―』(昭和58年 新潮社)
『花がたみ』(平成4年 中央公論社)
『絹扇』(平成15年 岩波書店)
「果てなき便り」
百余通の往復書簡から夫婦作家の軌跡を綴った『果てなき便り』(令和2年 文春文庫)紹介ページはこちら

問合せ

ゆいの森あらかわ 吉村昭記念文学館
〒116-0002荒川区荒川2-50-1
TEL 03-3891-4349Fax 03-3802-4350

 

掲載日 令和2年12月8日 更新日 令和2年12月26日